子供のころの想い出(端午の節句)

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6月20日(土)は、旧暦の5月5日の端午の節句です。もう50年以上も前のことになりますので定かではないのですが、子供の頃父が写真のような菖蒲、ヨモギ、茅等を束ねて、軒先に投げ上げる行事を毎年してくれたものです。投げ上げるのは私達子供の役目でした。新暦でもそれなりのことはしたかもしれませんが、当時は旧暦にもやっていたと記憶しています。今回カレンダーを見てふと作ってみようと思ったのがこれです。

片田舎の行事だから、ヨモギ等を使うのだろうと当時思っていましたが、調べてみたら [ 古来邪気を払うため菖蒲、よもぎを軒に挿しチマキや柏餅を食べる。菖蒲と尚武の音通もあって近世以降は男子の節句とされる。 重五(ちょうご)、あやめの節句。] とあります。(広辞苑より)
古来の方法で、我ら子供の成長を祈ってくれていたものだと今になって感謝です。
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母は、米粉を葦の葉とワラで円錐形(大人の片手で包み込む大きさ)に巻きセイロで蒸して、粽(ちまき)を作ってくれました。食感は「ういろう」に近いか同じものでした。粽というと アク巻き を連想しますが、子供の頃なぜか我が家には、アク巻きを作る習慣はありませんでした。写真は葦(アシ・ヨシ)です。古くは茅(チガヤ)で巻いて作ったのでチマキと呼ぶと辞書にありますが、実際にはこの葦の葉のほうが広くて作り易かったのだと思います。
なにぶんにも貧しい田舎のことで、行事そのものは質素でしたが、私達子供には楽しい行事として記憶に残っています。

各種の恒例行事は旧暦で行っていたと思います。旧暦でないと当時は行事に必要なモノが揃わなかったのか、両親が明治生まれだったからなのかは不明ですが、旧暦での思い出が強く残っています。今回久しぶりに端午の節句を思い出し両親を忍んでいます。21日は奇しくも父の日です。

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