ウサギとカメ

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 今から40年以上も前、ある社会教育担当の先生から聞いた話しの孫引きです。

 とある日本の小学校の先生達が古き良き時代の中国に研修に行き、田舎の小学校の授業の様子を見せてもらった所、授業はたまたま「ウサギとカメ」だったそうです。
 私達日本では、足の速いウサギが昼寝をし、コツコツ歩いてウサギに勝ったカメは偉い、ウサギの様に怠ける人でなく、カメのように努力する人になれと親からも言われてきましたが、この小学校では「ウサギもカメもどちらも良くない」「昼寝をしたウサギも良くないが、寝ているウサギの横を黙って通り過ぎたカメも良くない」「カメはウサギに『寝ていてはいけないよ』と注意すべきだった」「怠けたり、悪いことをしている人等を見て見ぬ振りをしてはいけません」と教えていたそうです。

 昨今、学校でのいじめや、職場での各種ハラスメントその他各種ニュースを見るにつけ、この「ウサギとカメ」の話しを思い出します。私達は、色々な場面・場所でこの「ウサギ」や「カメ」に否応なしになる事がありますが、その当事者になった時、中々難しいですが注意する勇気、される寛容の心を持ちたいものです。
 

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