「天(あま)の古道」西郷隆盛 通過の道

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 国道218号線の日之影星雲橋直下から日之影川沿いに北上すると、仲組、川中という集落がありここに西郷隆盛が、西南の役で延岡から鹿児島への敗走時に使った道が残っています。写真は県道から天の岩戸へ通じる湾同越(天の古道)の入口です。

 西郷は戦いながら延岡から北川俵野、可愛岳、上祝子、上鹿川を通り、ここ川中に陣(今は廃屋)を張り湾洞(わんず)峠を越えて天の岩戸へ出て、五ヶ瀬へ抜けたと言われています。前後のいきさつは案内板を見て下さい。
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 私も3年程前この湾洞峠まで登りましたが、人ひとりがやっと登れる狭い山道でした。持病を抱えていた西郷には、さぞかしきつい道中であったろうと想像されます。

 この地の古老にたずねると、昔から鹿川とは往来があり今も鹿川への道は残っているとの事でした。国土地理院の地図にも細線で描かれてあります。

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 余談ですが、ここから傾山が見えます。写真奥に霞んで見える双こぶの山が傾山です。道中この山が見えるのはここだけです。登山時ここで状態を確認して行ったものです。見立、木浦鉱山跡等を経由して国道326号線に出られますので、秋の紅葉の季節などには是非お楽しみ下さい。

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