発掘作業

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 写真は延岡市野口記念館裏の駐車場発掘現場です。一番深い所は6m程あります。
 3/2~31迄上記現場に発掘作業員として入りました。これは野口記念館が建替えられるのを機に地下の調査を行うもので、今回は駐車場の調査を先行し、記念館本体の解体後はその地下の発掘も行われるとの事です。3月上旬から中旬にかけては、西風が吹いて寒い日や砂塵を巻き上げる日等ありましたが、面白味のほうが勝って楽しい作業でした。この作業には常時14,5人が関わり、2~3人を除き皆定年退職した人達の集まりで、最高齢は残念ながら私でした。休学中の女子大生も肉体労働に頑張っていました。
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  左の写真は、城山から続く岩盤が出たものです。岩盤と言っても、比較的柔らかい岩でした。右の写真の少し色が変わって見えるのは砂で、堀だった所を昭和30年代始めのころに埋めたとの事です。岩盤の一部に雨水等を堀に取り入れたような跡(?)も見られます。

 手順は、アスファルトを剥ぎ取り、ユンボで大まかに掘削したあとは、人力で削るようにして掘ります。お宝が出て来るかもしれないので。唐鍬、鋤簾(じょれん)、草取り用両刃鎌など色々な道具を使って削り取り、手箕(てみ)でリレー搬出です。掘削が一段落すると先生達による遺物等のデーター採取、写真撮影が行われ、また掘り下げが再開されます。この作業が何度かあり水の層にぶつかると掘削は終了となり、測量、地層図の作成など細かいデーター採取、記録等をします。

 我々の服装は作業着に長靴。このゴム長、歩きにくく、蒸れて結構疲れるのでベストではありませんが足首までの靴だと土が入るので、殆んどの人が履いています。作業は時には腰や足や腕が痛かったり大変でしたが働いた時の昼飯の美味さは格別でした。知力よりも体力が必要な作業です。今回遺物はいくつか出ましたが、話題になるような物は出なかったみたいです

 4月になって埋戻して、アスファルト舗装し発掘作業は一応終了し、あとは又駐車場として使用されるようです。
 
 鋤簾:土砂を掻き寄せる用具。長い柄の先に竹の箕、籠又は鉄板製の歯を取り付けたもの。(広辞苑より)
     

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